グランドアートウォールの施工例を紹介

黄色い壁

弊社の協力会社にグランドアートウォールの認定施工店があるため、立て込みから仕上げまで携わらせて頂いてます。

本記事では実際に弊社が施工したグランドアートウォールの施工事例を使用して綺麗な塀ができるまでの工程を紹介していきます。「高い塀を作りたい」と検討されている方はぜひ、読んでみてください。

目次

グランドアートウォールって何?

グランドアートウォールHPのSS
グランドアートウォールのHP

自宅に高い塀を作る際、地震などの災害を考慮して高さの施工制限が設けられています。しかし、お客さまの中では「目隠しフェンスじゃなくて擁壁を作りたい」という声を頂くことがあります。

そんな時に提案させて頂くのが今回、紹介するグランドアートウォールになります。

コンクリートブロック塀に比べ1/10の重さになります。その秘密は特殊発砲素材。もちろん、強度検証を行なっているため台風などの強風でも倒壊しにく塀になります。

最大3mもの高さを施工でき、控え壁も不要になります。ブロック塀の場合と比較すると敷地も有効活用できる部分が増えるので理想の外構デザインを叶えやすくなってます。

次に、グランドアートウォルの魅力について紹介します。

POINT1
プライバシーの確保

最大3mまで高さを出すことが可能なので道路や隣地からの視線を遮ることが出来ます。お庭でプライベートな時間を満喫したい方にはプライバシーの確保が重要になりますよね。

また、高さがあれば外部からの侵入を防ぐことができるので、防犯対策にも繋がります。

POINT1
ブロックの上から施工が可能

現場によっては先行工事でブロックが既に積まれていたり、間知ブロックが施行されている場合があります。わざわざ解体することなく、その上に擁壁を作ることが可能です。

解体作業が必要ない分、コストが削減できます。

POINT1
工期が短くて済む

ブロックやコンクリートで擁壁を施工する場合、重さがあるため基礎も大きくなってしまいます。材料も職人の手間も多く掛かってしまいますが、グランドアートウォールは立て込みから仕上げまで少ない工程で終わるので、ここでもコスト削減に繋がります。

POINT1
自由なデザインを演出

特殊発砲素材なのでカーブ状や高低差の演出など、様々なデザインが可能です。仕上げは塗装や左官だけではなく、タイルを貼ることも出来るので建物とのコーディネートに悩むこともありません。

グランドアートウォールの施工手順

弊社が施工したグランドアートウォールの写真を使って、実際の施工手順を紹介していきます。

立て込み

グランドアートウォールの立て込み状況

まずは既存のブロックに穴を開けてL型の柱を設置していきます。その後に特殊発砲素材を立てていき、繋ぎの部分にセメント系の材料を充填していきます。

この充填作業のときに、材料が隙間から溢れないようしっかりとテープで塞いでおきます。写真に木材が写っているのは通りと立ちを合わせるために控えとして使用しています。充填した材料が固まるまではこのような状況で乾かします。

下地作り

グランドアートウォール下塗り

立て込みが終わったあとはセメント系の材料で下塗りを行います。このとき、鏝を使い左官技術で塗っていきます。

下塗りの際、壁にクラックが入らないようガラス繊維が織り込まれているネットを伏せ込んでいきます。この作業が夏場は特に大変で、乾く前に一気に作業をします。

下塗りが終わったら水が浸透しないよう、防水材をローラーで塗れば下地の完成です。

仕上げ

ジョリパット下塗り

今回はジョリパットという材料を使った左官仕上げだったので一度、全体を薄く鏝で材料を均してから骨材を足したジョリパットで仕上げ塗りを行います。

このときも、塗った壁が乾き切る前に模様を付けていくので施工する職人のチームワークが重要になります。

完成

グランドアートウォール仕上げ

養生を剥がし、清掃をしたら完成になります。

最後に

いかがでしたか?グランドアートウォールをどのように施工するのかイメージが湧いたのではないでしょうか。

  • 建物に合う塀のデザインが見つからない
  • プライバシーをしっかり確保したい
  • 工事の期間を短くして欲しい

上記に当てはまる方は一度、検討してみてはいかがでしょう?

弊社ではオンラインでのビデオチャットを活用した相談も受け付けているのでお気軽にお問合せください。

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